お口の健康アドバイス

インプラントとは

「インプラント」とは英語で Implant 「植えつける、移植」という意味で、歯の抜けた所に人工の歯根となる土台を埋め込み、顎の骨としっかりと固定した後、その上に人工の歯を製作、装着する方法です。ブリッジや入れ歯にかわる新しい治療法として現在行われており、ほぼ天然歯と同様の咀嚼運動(噛みくだき、飲み込み運動など)ができるようになります。
この治療法は、保険診療には含まれていませんので、保険外の自費診療となります。

歯の漂白について

歯の変色には「歯面に付着した外因性の変色」、「歯質自体が変化した内因性の変色」があります。前者は機械的な清掃で改善できますので対象は後者になります。 歯の神経を取る処置を行なった歯の内部に漂白剤を入れて行う場合、健康保険が適応になります。
神経がある歯の場合、健康保険の適応がありませんので、歯科医院に直接問い合わせて下さい。
また効果を深部まで到達させるのに難しいため、通院回数がかかったり、専用の道具を用いて自宅でも行わないといけない場合があります。

保険証の毎月の提示について

健康保険法では保険診療を受ける期間中には保険証をずっと医療機関に預けなくてはいけません。しかしそれでは他の家族の方が使用できません。その為、厚生労働省では代わりに月に一度は保険証の確認を各医療機関に指導しており医療機関では月初めに保険証を確認する様にしています。また職場が変わっていなくても気がつかない内に保険証の記号、番号が変わっている事もあります。

新しい入れ歯を入れた時の注意点

新しい入れ歯を入れた時は歯ぐきに痛みがあったり話にくい、食べにくい事があります。それぞれの患者さんのお口の状態に会わせる為に何回かの調整が必要です。決して自分で入れ歯を削ったりしないようにしましょう。 痛みがひどくなったり使えなくなるおそれがあります。

神経のある歯を削った時の痛みについて

神経のある歯を削った場合、エナメル質を削ってしまう為、硬い物をかんだり冷たい物を口に含むと歯の中の神経を刺激する為、しみたり、痛む事があります。正式な詰め物をいれても1週間くらいはしみる事がありますが ほとんどの場合心配する事はありません。

転んで顔をぶつけて歯が抜けた場合

歯が抜けた場合は、その歯を拾ってすぐに歯科医院に行く事が大切です。歯を持ち歩く際は決して根の部分を さわらないようにして、歯を乾燥させない様に水を含ませたガーゼや ティッシュに包むか水を入れた瓶に入れて下さい。飲み込まない様に気をつけて舌の下に入れる事も有効です。

歯はきちんと磨いているのに虫歯になるのは?

歯を磨いている事と磨き残しが無いと言う事は違います。完全に磨き残しが無く磨くのは難しいので、 歯科医院に行かれて歯垢の染め出しチェックを受けてみて下さい。